風邪の原因過程の無知からくる風邪薬無効論という結果の虚偽に対する反論と説明

 

風邪は治癒しない、風邪薬は効かないだのという理屈から風邪薬の無効化や自然治癒で治るという主張があるが明確な誤りであるため反論する


低体温になることで咳や腹痛などの症状が出ることを風邪という。
厚着をする、暖房やストーブを入れる、暖房等の温度を上げる、薬効のない薬ではない例えばお湯を飲むなどして体温を上げることで風邪の症状が治まることを自然治癒とは言わない。
風邪薬を持ちいらず症状を抑えたことから、まるで人に体温の調節機能があるかのように言いこれを自然治癒と言う人がいるが人にそのような機能はない
低体温であれば熱が出て体温をあげようとするが正確な適切な体温に回復しない。低体温だからといって無駄に高温化してしまう
つまり病状回復のためのメッセージであってこの高熱化を放置する=熱を下げないことで風邪が治癒したり症状が治まるわけではない
このため低体温からの高温化と認識して、この方法ではない上記の厚着などや薬物療法で体温の正常化をはかる。
この厚着などの療法は動物として備わる体温調節機能、いわば自然治癒力が欠けているために人が備える知恵を根拠とする。人は動物に比べて自然能力が欠けているため体温調節に限らず、何らかの問題を前に知恵を絞り解決する、してきた。医学もその一つであるため薬物治療に頼ることは人間として普通である

風邪薬、つまり総合感冒薬、総合風邪薬は、風邪の各症状を治そうとするためかいろいろな成分がはいっており、このためだろうか主要成分の解熱効果のある成分はアセトアミノフェンという解熱効果が低いものが使われていることがほとんどである
薬局やドラッグショップの風邪薬の並ぶ棚から高額=効果があると推定して箱にある成分を見ても、保温のための漢方であるとかビタミンなどプラスアルフアの部分がある為高額なものがあるだけで主要成分がアセトアミノフェンより強いものは見当たらなかった

風呂から出た後暑いため体を冷やそうと全裸でおりそのまま睡眠にいたり起きたたらひどい頭痛に襲われたため、ロキソニンつまり鎮痛剤を飲んで頭痛を治癒した
この時ロキソニンに痛み止めとともに熱を下げる効果があることを説明書を読んで知る(大半の痛み止めには箱に鎮痛とともに解熱とある)
検索するとロキソニンの成分のロキソプロフェンナトリウムは痛み止めの中でも強力な方であり、そしてアセトアミノフェンは弱い痛み止めに使われていることを知った

つまり風邪薬によって風邪が治癒しないのは、原因である低体温からの高熱化を治すのにアセトアミノフェンでは弱すぎる場合である
しかし千差万別、アセトアミノフェンで風邪が治る人もいれば痛みが止まる人もいるため、ただちにアセトアミノフェン(風邪薬や弱い痛み止め)無効化論を展開しない
これより強い成分の、つまり鎮痛剤で解熱剤を飲むことにしている
ただしロキソニンは強いため風邪は毎度治癒するが、同時に風邪ごときよりもっと痛みを発した場合に、風邪をひくたびに毎回飲んでいては長期連用により痛みを止められないことがある可能性を考えて、ロキソプロフェンナトリウムより弱くアセトアミノフェンより強いイブプロフェンを摂ることにしている

ちなみに治癒とは通常、その病状が収まることを指す
しかしこの治癒に同じ病気に二度とかからないという意味は含まれない
対症療法とは病気そのものは治癒できず症状を抑えることを言うが、治癒、完治、根治ともにこの病気を直すため対処療法ではないが、これは予防効果があることとはイコールではない
風邪とは低体温になればかかる病気であるからたとえ厚着等であれ風邪薬、解熱剤であれ一度治しても、またかかるのは当たり前である
必要なのは低体温にならないために気温を知り厚着等であれ漢方であれ保温を試みることだ

付け加えると熱を放置して肺炎にかかったりそもそも低体温が原因ではないが風邪と同じ症状がでるインフルエンザなどである場合、風邪薬も解熱剤も無効である

熱、咳などの風邪の症状が出た場合、すぐに医者に行くことを勧めない。厚着等の保温であれ風邪薬や解熱剤であれ自宅療法で治せるものでわざわざ医者に行っていては、それより重篤な他人が後回しになる可能性がある

風邪であると思い自宅療法を試みたが治らない場合、その他の理由である可能性を考え医者に行く

また、低体温化による高温化を正常な体温にするための解熱剤を使用することと薄着や冷水などの飲用などによる体温を下げることは似て非なる物である。解熱剤は冷たくない。

熱を下げても風邪の症状が治まらず、インフルエンザでもない場合もある

この場合の咳は咳止め薬、鼻水がである鼻炎には鼻炎薬があるが、当方はアトピー性皮膚炎によるかゆみを止めるために飲む抗アレルギー剤を飲んだときにかゆみと同時に咳や鼻炎が治まることがあった
これは体内のヒスタミンが乾燥や花粉等に過剰反応するアレルギー反応を抑える、抗ヒスタミンの効果による